第2回 アオキの経営理念について
代表取締役 青木 正紀
当社は2013年に、社名を青木硝子株式会社からアオキ株式会社に変更した時に、次の経営理念を制定しました。
私たちは、優れた製品とサービスを通じて、
人びとの豊かで快適な住生活を築き、
地域と社会の明るい未来に貢献します。
経営理念をつくったきっかけは、「我々は何のために仕事をしているのだろうか」と、原点に立ち戻って考えてみたことです。
「自分が食べていくため」、「家族を養うため」に働くということは当然のモチベーションなのかもしれません。でも、それだけではなく、我々は何をもって「世のため、人のため」になれるだろうかと考えたわけです。
当社は130年前の明治28年に創業した際に、石油ランプを売り始めました。当時の石岡では、ランプを使う家は少なくて、ロウソクなどで灯りをとっていたので、家の中はうす暗く不便な生活ぶりでした。でもランプを使えば、家の中が明るくなり快適な生活が送れるようになります。
青木商店(当時の店名)は、ランプという製品をご家庭に提供するけれど、それだけではなく、最終的には、人びとの生活のお役に立つという“使命”を果たそう。創業者の時代から、そうした考えで経営してきたのです。
現在、当社はガラスとか建築資材などの住生活に必要な製品やサービスを扱っていますが、提供する商材が変わっても、「世のため、人のため」にビジネスをしているのだという心構えは、創業以来、変わることはありません。
より良い建築資材を提供することによって、住宅やビルを快適な住空間にし、人びとが豊かな気持ちで暮らし、幸せな日々を送っていただくようにする。それが私たちアオキの存在価値だと考えています。そして、そんな考えに共感してもらえる人たちと一緒に仕事をしたい。そのように思って、経営理念を決めたわけです。
今、企業の間で「パーパス(Purpose)」が一種の流行になっています。パーパスとは、企業の存在意義や社会的意義を意味する言葉ですが、当社の経営理念には、その2つが含まれています。
人びとに豊かで快適な住生活を送っていただくために(社会的意義)、優れた製品とサービスをご提供する(企業の存在意義)。
当社の経営理念はまさに、パーパスそのものではないでしょうか。地域と社会のために、社員の皆さんと目的・目標を一つにして日々の仕事に邁進していきたいと思っています。