CHIKOKU エピソード3
F係長がいない・・・ キャメラを探しに行って なぜはぐれてしまうんだ。 私達にできることは 待つ以外にない。 まさか他のバスに・・・
20分ほど 過ぎただろうか、N主任に知らない番号から電話が入った。 F係長からだ! ≪みんなから安堵の声が・・・上がるはずもない≫
『タクシーに乗って鳴子温泉に向かわせている』とのこと。 バスが待っているのに何を無謀な行動をしているんだ。 しかも鳴子温泉までの距離はかなりある。タクシーなんかで向かったら何万円かかると思っているんだ。 しかもなぜN主任に知らない番号で電話をかけたのかというと タクシーの運転手に借りているそうだ。 ということは携帯を持っていない、さらには財布も持っていないそうだ。 お酒というものは こんなにも人間を狂わせてしまうものなのか・・・
しばらくして 金色堂の駐車場にF係長が帰ってきた ≪みんなからはスタンディング オべーションで迎えられる はずもなく≫ 無駄に使ったタクシー代は6,000円。
まさかの1時間30分待ち。 1号車の皆さん これが2号車が遅れた理由です。