エナジードリンク

最近よく見るエナジードリンク。 効き目があるか分からないが、飲んだってことで気分的に 『俺、大丈夫じゃね?』 的な感覚にさせてくれますよね。 昔はオロナミンC とか デカビタC とかしかなかったのに レッドブルやバーンといった海外勢も多くなってきましたね。

 

日経産業新聞(2012年7月6日付)より

オロナミンC、リポビタンDといった、疲労回復・滋養強壮をうたった「栄養ドリンク」市場は、成熟という名の横ばい状態が続いていました。
 そんな市場に風穴を開けるがごとく、海外から「エナジードリンク」という、ターゲットを若者に絞った「栄養ドリンク」の“黒船”が続々と上陸し、日本市場に浸透し始めました。

 上陸第一号は、オーストリア生まれの「レッドブル・エナジードリンク」(レッドブル・ジャパン)。アルギニン、カフェイン、ビタミンB6、B12など、いわゆる“エナジー系成分”を含んだ微炭酸飲料で、2005年末から日本で販売を開始し、いまや約165カ国、40億缶以上の販売実績を誇ります(2010年調べ)。着々と日本国内で市場を確立して、いまや「エナジードリンク」の元祖的存在となりました。

 しばらくは「レッドブル」の寡占状態が続いていましたが、今年に入って、にわかに上陸ラッシュの波が訪れます。
 3月に、[コカ・コーラ]グループが「バーン エナジードリンク」をひっさげて日本初上陸。“やり遂げるためのエネルギー”が商品コンセプトで、同時に「バーン エナジーブースト」も発売。容器には、この容量(50ml)で日本初となるペット素材を採用しています。
 続いて4月に、「レッドブル・シュガーフリー」が発売。カロリーゼロを実現し、女性ファンの獲得を狙います。
 5月には、[アサヒ飲料]が日本独占販売権を取得した、アメリカ生まれの「モンスターエナジー」と「モンスターカオス」が発売されました。アメリカで圧倒的な支持を集めるエナジードリンクの“怪物”で、成分的な特徴は、カフェインの多さ(40mg)と高麗人参エキスが配合されている点。
 他にも、ガラナやクエン酸が入った「シャークエナジードリンク」や、カフェインが50mgも配合された「マッドロック」など。また3月には、米スターバックスが「リフレッシャーズ」という商品でエナジードリンク市場に参入したことが話題となりました(日本での販売は未定)。

 海外組に押され気味の国内メーカーも黙ってはいません。
 お茶の[伊藤園]から6月に発売された「躍動力」は、これまでの国産栄養ドリンク路線を受け継ぎ、中高年層を狙ったエナジードリンクです。筑波大学との共同研究をもとに、マグロの尾ヒレを動かし続ける部分に多く含まれる成分を配合。高い疲労回復効果が売りです。

 “疲れた時に飲む”のが従来の栄養ドリンクなら、“気分を高めたい時に飲む”のが
 エナジードリンク。ボトルも、クスリ瓶的イメージを排したデザインと色使い。成分のみならずCMも刺激的で、オシャレな機能性炭酸飲料として定着し、いまや、「栄養ドリンク」市場をけん引する勢いです。
 国内外、入り乱れての“エナジー戦争”が、さらなる市場拡大につながり、停滞気味の飲料業界の救世主となることができるでしょうか。

 

とのこと。 前に書いたけど 朝から リポD⇒レッドブル⇒モンスター と3本も飲んだ俺って 『ワイルドだろ~』 そろそろ死語?

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